埼玉県本庄市の本庄西中学校吹奏楽部の中学生とその父母を対象としたランドゥーガワークショップがありました。
父母会の尾高さんの尽力で実現したこのワークショップは、中学生35人くらい、父母6〜7人を集めて行われました。
まず、ランドゥーガを楽しむための3つのルール、白紙になること、お互いに聞きあうこと、休むこと、を説明、午前中は、「一息」などのルールを説明、演習していきました。「一息」「なだらか」「一発」「定速」「まばら」「高速」の順に説明していったのですが、「一発」の指揮を、中学生何人かに任せたところから、子供たちの表情が変わり始め、「まばら」で、先達となる人を何人か決め、「この人たちのうち、一人を選んで、その人が音を出したら、一緒に音を出してごらん」というルールで進行したら、かなり乗ってきてくれました。
午後は、「一息」などのルールを使った2人頭人を全員にやってもらいました。恥ずかしそうにしている女の子もいたのですが、全員きちんとやってくれました。
その後は前の人をフレーズをまねし、次々に回すセッションを行い、最後に3人ソリスト(要)と2人頭人セッションを1回。ここで明らかになったのですが、通
常のランドゥーガワークショップと違い、即興でソロ、といきなり言われても難しい、そのための導入がフレーズ回しだったのですが、1日プログラムでは時間が足りない。
逆に頭人や衆として何かをやるのは、ルールが明確な分、中高生にも面白さが分かりやすいものであるように感じました。最後に尾高さん、温井さん、私の3人が要で、2人頭人でセッション、キャプテンの頭人ぶりがナイスでした。
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