2001年の春以来、ひさしぶりに、松本健一さんの即興ワークショップに行ってきました、会場は、地下鉄日比谷線入谷駅から徒歩10分くらい、かっぱ橋入口にある「なってるハウス」というライブハウスでした。ライブハウスなので、ドラムセットやギターアンプなど楽器、設備が良く、後述するようにワークショップご、そのまま同じ会場で打ち上げというのは、手間がかからずいいものです。
「なってるハウス」マスターのお話では、「ちょっと辺鄙なところにある印象があるようですが、いい企画やってますので、来てください。」とのことでした。お酒など飲食物の値段もリーズナブルでいいところです。
さてワークショップの内容ですが、くじをひき、1番の人がソロ、頃合を見て2番の人とデュオ、1番の人が抜けて2番の人がソロ、次に3番の人が入って…、とソロとデュオを交互に繰り返しながらノンストップで続くというルールで進行しました。午後3時から7時過ぎまで4時間ノンストップでした。参加者は21名で、尺八ありサンシンありと楽器のバリエーションは多かったですね。ややサックスの人が多い印象があります。
「ノンストップ」というのが松本健一さんところの特徴で、打ち上げの席でも「長時間続けることで聞こえてくることが面
白い」という趣旨の話をされておりました。 4時間のセッションで聞いているのが3時間半ぐらい、というのはワークショップとしてなかなか面
白いものでした。ランドゥーガでも、仙台11/24午前中はデュオ/トリオによる即興をずっと聞く、というセッションがありましたが、このように他の人の演奏を集中して聞く、というのは、訓練として良い体験だと思います。
で、打ち上げですが、これが面白かった。立場や背景の異なる人との話は面
白いですね。途中自己紹介をしようということで強引に仕切りましてすいません、が、ウケが良かったので良しとしてください。
打ち上げの席上でた「籤引きで1人選び、その人が4時間ソロで即興」という松本健一さんのワークショップのアイディアはすごいですね。
打ち上げ後半でジャムセッションをはじめる人がいたのですが、学生時代のジャズ研合宿みたいで懐かしかったですね。学生時代と違い、先輩から変なプレッシャーがないのもいいところです(その後、これは御勘弁を、というお店のお願いでやっていません)。
今後しばらくは「なってるハウス」で日曜日にワークショップ開催するそうなので、参加をおすすめします。敷居は低いです。
|